みんなの「作ってみた」

Twitter API 利用申請の事例

2019/06/15

shozzy
shozzy
個人開発やってます(dispbarcode.com)。Web系のシステム開発とデータ連携が得意。

はじめに

TwitterAPIを使ったシステムを開発したいとき、最初に「Twitter developer 利用申請」が必要になります。
自分も少し前に実施したのですが、結構手探り感が強かったので、記事にしてみました。

作業としては、Twitterのdeveloperサイト( https://developer.twitter.com/ )から必要事項を入力します。
英語です1

1. サイトへアクセスします

こんな感じの画面が表示されます。

2. 右上の「Apply」を押します

3. 左下の「Apply for a developer account」を押します

ここで、電話番号やメールアドレスでの認証を済ませていないアカウントだと、以下のような画面が表示されるかもしれません。APIを利用するならば、素直に登録するしかなさそうです。

「Add a valid phone number」を押し、国名と電話番号を入力します。電話番号は国際番号なので、先頭の0は除いて2桁目からハイフンなしで。
SMSで認証番号(Verification code)が届くので、画面に入力して「Verify」を押し、「Continue」します。

4. 組織で利用するのか、個人で利用するのかを聞かれます。

今回は個人なので、下のラジオボタンをチェックします。
チェックすると、追加の入力項目が表示されます。
Account name には、作ろうとしているプロダクトの名前を入力します。2
Primary coutry of operation には、主にどこの国で使われるのかを入力し、「Continue」します。

5. プロジェクトについての詳細を入力します。

チェックボックスの部分は、作ろうとしているアプリによって適宜チェックしてください3

フリー入力欄へ、アプリの内容やTwitter APIの利用目的などをしっかり書き込む必要があります。
ここがおそらく最難関。もちろん英語です。

私は、以下のような書き方をしました4。内容は皆様のアプリの内容で書き換えてください。
箇条書きの部分は、書き出しのサンプルが入力欄の右側に書いてあるので、そこを参考にしました。

I will develop a web-app. My app users will write and share "***". *** is like "(より知られていそうな物へのたとえ)". I'll display "***" Tweets.
1. I'm using Twitter's APIs to OAuth-login and display tweets to my web-app.
2. I will not plan to analyze Tweets. Search and Tweet only.
3. Yes, I will be Tweeting content from my web-app that works on Rails.
4. Tweets will be displayed on my web-app. I'll search Tweets by hashtag "#***" and tweet with that hashtag.

英語として正しいのか自分では判断できませんが、Google翻訳で日本語にしてみたら、意味は通じそうな内容が返ってきたので、これでよしとしました。

一番下のラジオボタンは、「政府機関で利用しますか?」という質問です。
個人開発や民間での利用であれば、「No」にチェックし、「Continue」します。

6. 利用規約に同意します。

利用規約を読んだふりをして読んで、2つあるチェックボックスの上段にチェックします。
下段はお好みで。(私はチェックしませんでした)

「Submit application」を押します。

7. メールが届きます。

登録したアカウントに紐づいているメールアドレスに届きます。

「Confirm your email」を押します。

8. 登録完了

しばらく待ったり、メールでのやり取りを何往復かすることになるのかと思いきや、すぐに登録が完了しました。

これで、あとはAPI Keyを入手すれば、システム開発を始められます!
API Keyの入手方法は、解説記事も結構ありますので、それらを探してみてください。

参考

以下の記事を参考にしました。投稿ありがとうございます!
https://qiita.com/kngsym2018/items/2524d21455aac111cdee
https://easily3.com/wordpress/plugin/twitter-api-developeraccount/


  1. Google翻訳を存分に活用しました。いい時代になりました。 

  2. この後の認証を考慮し、英語表記にしておきました。日本語でも良いのかどうかは未確認です。 

  3. 私は「Publish and curate Tweets」と「Student project / Learning to code」にチェックをつけました。 

  4. 「***」の部分にはとあるキーワードが入っているのですが、アプリが未公開なのでこの記事では伏せておきます。実際の申請文には明記してあります。アプリ自体は、とあるハッシュタグをキーとして、それを含むツイートを一覧表示したり、そのハッシュタグが自動的に含まれる形でツイートできるものを想定しています。ツイート内容の分析などはしない想定です。