2019/06/13
先日、友人と Owntime という、時間の使い方を管理して、生活習慣の改善を手助けするサービスをリリースしました🎉
初期から、このサービス開発をする2人の状況としては、
「気づいたら1日が終わっていた。けど、タスクのほとんどが終わっていない。勉強時間を削って、仕事をしよう。友人とのご飯にいく予定も削ろう。」
エンジニアなら、一度は、このような行動をとったことがあるではないのでしょうか?
特にエンジニアになりたての頃は、見積もりが正確にできずに、このような行動パターンに何度も陥るのではないでしょうか?
もちろん、ある程度見積もりができるエンジニアの方も、毎日を理想通りに過ごせている方は、少ないと思います。
「勉強時間を確保して、インプットの時間を増やしたい」「開発ばかりではなく、趣味の時間を確保したい」など、思う方は、エンジニアを含め多くの人が考えることではないでしょうか。
しかし、多くの人が未来の時間(予定)は、管理するのに、終わった過去の時間の使い方を振り返ることは少ないです。
だからこそ、生活習慣は改善されずに、理想の時間の使い方と乖離した生活を毎日繰り返すのでしょう。
毎日の小さな積み重ねで数年後には大きな差になります。
今自分が思い描く、「なりたい人物像」になるために、今日から時間の管理をするべきだと考えて、Owntimeを作ろうと友人と決めました。
チームで開発の効率化のために使っているツールの中で、2つ紹介します。 Trello と esa です。
多くのエンジニアが、何かしらのタスク管理サービスを個人で、あるいはチームで使用していると思います。GitHubの「Projects」や、JIRAなどなど... 。
ただ、料金がかかるものが多くて、個人開発では、コストを抑えたいので、悩むポイントです。
そこで、このサービスの開発では、 Trello をタスク管理サービスとして使っています。
しかし、 Trelloには、リリース機能や期間でボードを分ける機能がありません。 つまり、Trelloは、終了したタスクも同じボードに残り続けてしまい、それによって起こる問題は、
そこで、この開発で採用したのが、 「DONE」のリストを週ごとに作成 して、上記の問題を解決しました。
(Chromeの拡張機能を使えば、リリース機能や期間でボードを分けることは可能っぽいです。)
この方法の副産物として、後からこのボードを見返すと、どれだけタスクを終わらせたかが可視化されていて、「これだけやってきたんだからきっと成功する」という自信がもらえます!!
(受験生みたいw)
esaは、チームで「情報を育てる」ための情報共有サービスです。このサービス内で使用している場面は、
議事録としての使い方は、「/」でディレクトリ構造を作れて、管理しやすいので、採用しました。
(※ 議事録の投稿数が少ない理由は後ほど説明します...)
リリースノートとしての使い方は、は、esa自身のサービスでも使われている活用法です。
まず、esaの「Share Post」の機能を使い、誰でも閲覧可能にします。その記事をTwitterなどで投稿して、Userの方に新規機能の使い方をお知らせしています。
esaには「WIP」機能があり、未完成の状態でも、記事を保存して、メンバーに共有されます。
未完成の状態のアイデアにも、メンバー同士で目を通すと何かが生まれるたり、助け合えたりします。
「slackで毎日メッセージ送っているから!skypeで通話しているから!コミュニケーションに問題はない」と言っても、 対面での会話 に、勝るものはありません。
対面の良さは、相手の熱量が伝わりやすいことです。それは、気心の知れた友人でも同じです。
息の長い活動をしたいのなら、必ず対面での打ち合わせを定期的に行うべきだと思います。
開発メンバーは、本業が他にあって、趣味の延長として作業をしています。なので、作業をする時間帯もバラバラですし、進捗もバラバラです。
いちいち進捗を聞くのは、お互い負担ですし、日報を書いてもらうのは、もっと負担が大きいです。
そこで、slack通知ができるものは、全て、連携させて、通知を送るようにしています。
「esa」「bitbucket」「trello」などなど...
他のメンバーが活動していると知るだけで、自分もこのサービスの開発に注ぐ時間が多くなり、slack通知は良い面しありません。
開発メンバーは、サーバーサイドエンジニアばかりで、フロントが得意なエンジニアがいなくて、デザインが見苦しいものになっていました。
そこで、参考にしたのが、先ほど紹介したesaのデザイナーさんのスライドです。
デザインを感覚ではなく、ルールに沿って作っていく部分を、参考にさせてもらいました。
あと、配色は、配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本を参考にして、色を選んでいきました。
ちなみに、Owntimeは、森や川や空などの自然のように、生活に溶け込んで欲しいという思いも込めて、「Recipe 033 新緑と青空」を選びました。
先ほど、ドキュメントツールとして、esaを使っていると書きましたが、実は、今はチームとしては使っていません。(個人としては愛用しています。)
理由は、他のメンバーは、esaは使ったことがなく、ドキュメント化するだけなら、無料のツールを使えば良いという結論になりました。
ということで、Google ドキュメントにまとめようとしましたが、権限を付与したり、時系列がバラバラに保管されて、結局、過去の情報探索に時間がかかってしまっていました。
なので、 Trelloに情報を集約する ことにしました。
先ほど紹介したように、Trelloの「DONE」リストを週ごとにしておけば、時系列で情報を追えるので、活動履歴からの過去の情報を取得したい際は、便利です。もちろん、権限周りのストレスもありません。
開発メンバーが、フルタイムで開発できないので、発生する問題は多々ありますが、息の長いサービスにしていきます。
また、このサービスを使って、自分の理想的な生活習慣になり、なりたい人物像にぐっと近づく人が増えると嬉しく思います。